家事代行サービス起業研修～女性創業支援

女性の社会進出が当然のように受け入れられるようになってきている昨今、男性と同じような条件で会社勤めをするというというところから一歩進んで「起業」という働き方が注目を浴びています。一見、リスクや背負わなければならない負担が多いように感じられる起業。なぜ、選択する女性が増えているのでしょうか。

女性が起業を選択する理由

女性が起業という働き方を選択するときその理由は人それぞれで、様々な思いと背景があります。例えば・・・

性別的限界関係なく働くことが出来る
離婚をきっかけに頑張り次第で稼げる仕事を選択した
結婚、出産を機に家庭と育児を両立できる自分主導の働き方がしたい
介護の時間との両立をしたい
時間などに縛られない自分らしい働き方をしたい
好きなことを仕事にしたい

これらはほんの一例に過ぎませんが、いずれも男性に比べ一生のうちで変化の大きい女性のライフスタイルを考えた時に、起業という働き方に期待されていることが大きいということがわかります。変化するライフスタイルやその時々の余裕に合わせ、自分らしく働きたいと考えている女性が多いことが起業女性増加の理由ではないかと思われます。

起業＝難しい、ではなくなってきている

とは言え、「起業」というワードだけを聞くと限られた一部の人だけが成功する難しいものというイメージは今も変わらずあるように感じます。

確かに、起業したいと思ったとして先ず何をしたらいいの？どんな知識や準備が必要なの？と経験が無ければわからないことだらけで先に進める気がしないのが誰もが感じる現実ではないでしょうか。それでも、実際に起業する女性が増えている。そこにはこれまでの起業に必要であった資金や、場所、ノウハウを初めから持たなくても始められる仕組みが用意されているという背景が見えてきます。

家事代行業という起業

女性の起業において家事代行業が今注目を浴びています。生活に家事代行を取り入れる人が増えたという時代背景からの期待感と何より女性本来の特性を生かすことが出来る仕事内容。
高齢者からの依頼や共働き世代からの依頼など大変需要が大きくなっており、依頼内容も、普段の掃除から、洗濯・アイロン掛け・料理・買い物など、奥様が普段している事の代行になります。

ただそこにもスキルアップの為の技術や、一人作業の為相談する相手がいないなど諸問題も抱えている業界です。
家事代行サービスに特化した「家事代行アドバイザー」はその問題を解決し、すこしでも一人の女性が生き生きと元気よく仕事ができればと思っております。
家事代行の方ですが、こちらも水まわりの掃除というのが業務内容に含まれているものですが、ハウスクリーニングと違って、クリーニングの範囲というのが、日常的な範囲内となっているのが特徴です。「栃木校の校長は主婦であり、嫁であり、仕事も現役という女性」です。
皆様の事情に合わせた起業までのサポートをさせていただきます。

実は、家事スキルが求められているのは女性だけではない

今や女性が家の家事を全て担うことは当たり前な時代ではなくなりました。働く女性も増加し、家事を協力的に、むしろ率先してやる男性も増えてきました。家事代行業界で男性が家事を学ぶ理由は、3つ。

お掃除を中心に代行業務を学ぶことで、定期的な集客につなげるため
奥さんに少しでも協力できるように、洗濯、掃除、掃除機かけ、衣類をたたむなどのやり方を知りたい
オーナーになり雇用の創出、パートさんに働いてもらいたい、オーナーですから、自分以外の人が家事代行を行い、事業運営や営業をやりたい

講座のご案内とお申し込み方法

こんな方へおすすめ

お掃除が好きで仕事としてやっていきたいが、不安もあるので業界のことを知りたい！
お掃除で起業したいと思っているけど、まず何からはじめたらいいかわからない！
お客様との契約書や見積書って、どのようなもの？またどんなものを用意したらいいの？
どんな人がやっていて、どうしたら成功するのかその体験なども知りたい！　などなど

家事代行サービス起業研修

日程: 2日間、10:00～16:00
研修費: 88,000円（税込）
講座カリキュラム1日目: お掃除業界の歴史と展開
家事代行サービスの種類
家事代行で行うお掃除とハウスクリーニングの違い及びと比較
在宅ハウスクリーニングの知識
実例から学ぶ
雇用と起業の違いから学ぶ心構え
ゴール（夢）を考える
講座カリキュラム2日目: 実習研修　家事代行実習
見積もり方法
契約書までの流れ
お掃除作業方法　在宅ハウスクリーニング
作業範囲と仕上げ方
起業するための手続き方法

* 研修に含まれるもの
　テキスト・書式フォーマット・「こんなものあったらいいな」道具リスト

整理収納マンツーマンレッスン法講座　（お片づけも事業展開を考えている方へ）

日程: 1日間、13:00～16:00
研修費: 22,000円（税込）
講座カリキュラム: 整理収納清掃(3S)講座３級以上修了された方が対象となります。
整理収納清掃(3S)講座で学んだことの復習
マンツーマンシートの使い方とマンツーマンレッスン進行方法
ロールプレイング(お客様とのやりとりを受講生さん同士で実習)

申込手順

* 修了後の相談及びコンサルタントも受け付けております。（１時間/5,000円～）

お掃除のアウトソーシングをしていく方が年々増え続けています！

(独立行政法人　中小企業基盤整備機構「サービス産業業種別実態調査報告書(対個人サービス業)」より）

１．お掃除外注の社会的背景と市場傾向

近年の高齢単身世帯の増加や、女性就労者の増加による共働き家庭の増加によって、家の清掃の担い手や時間が確保できず、清掃を自ら行うことが困難な場合や、自らが行うよりも外部のサービスを利用した方がメリットがあると考える場合を増加させ、ハウスクリーニングサービスの需要を拡大させているものと考えられます。

このような社会的変化の背景のもと、ハウスクリーニングサービス市場は拡大傾向にあるとみられます。
平成16年に売上高826億円であったハウスクリーニングサービス市場は、平成18年には905億円になり、平成21年には1,000億円程度までの拡大が見込まれています（図表Ⅵ-2）。
※　富士グローバルネットワーク(株)「2007年度サービス産業要覧」による。

図表Ⅵ－2　ハウスクリーニングサービスの市場規模推移

※平成19年以降は予測数値

2.　課題と対応

現在、サービス内容や料金体系は、事業者によってまちまちで、利用者にとって事業者やサービスを選ぶための判断基準が少ないことや、専門技術もなく安易に参入してくる事業者のサービスの質の問題などがある為、顧客が安心してサービスを利用できるようにする方策等の整備が求められています。

そこで、NPO法人日本ハウスクリーニング協会では、「優良企業審査基準」を設け、「賠償責任保険への加入」、「クレームへの対応体制」、「受注・発注から作業完了までの書類が整い、活用していること」等の審査基準を満たしている事業者を「優良企業」として認定、「優良企業マーク」を付与する推薦制度を平成21年4月にスタートさせる予定となっています。｛中略｝

また、日常的な清掃や整理、収納サービスなどを提供するスタッフについても、基礎的な技術や接客マナーなどの研修等の事業が関連する業界団体や事業者により行われています。